根津美術館/編集・発行 138p 25.8×18.2cm 1992年
状態:目立った汚れ傷みなく良い状態です。
鎌倉時代に中国から渡来して以来発展を遂げ、日本独自の表現方式も表されるようになった室町時代の水墨画を、手法や画題の面からその特質を考察した展覧会の図録です。可翁、雪舟、狩野元信の作品を中心に77点の図版を掲載しています(カラーは15図)。また、巻末には資料として「仏日庵公物目録(抄)」「渓陰小築図 序」「破墨山水図 叙」 「蔭凉軒日録(抄)」の翻刻が付されています。
会場:根津美術館
収録文章:河合正朝「室町水墨画の系譜―その受容と展開―」 画賛について「菅原壽雄」