福岡市美術館/編集・発行 74p 1998年
状態:表紙の背中にかるい退色があります。
室町時代から江戸時代にかけて福岡の地で活動した狩野派の絵師たちを取り上げた展覧会の図録です。福岡藩黒田家の御用絵師尾形家の作品など32点の資料を収録し、詳細な解説を付しています。
会場
収録文章:渡邊雄二「序論 福岡における狩野派画家の活動」 渡邊雄二「狩野松栄筆・承天寺図を読む 戦国時代狩野派絵画の一文脈」 黒田泰三「宗像神社所蔵「州信」印三十六歌仙図扁額の筆者について」 山下善也「狩野探幽の獺図と黒田忠之像」 米倉迪夫「東西二つの頼朝像」 榊原悟「美術・粉本・典拠主義」