財団法人五島美術館/編集・発行 256p 25.6×18.2cm 1987年
状態：表紙背中に開き皺があります。
鎌倉時代の歌人藤原定家風の書体「定家様」がどのように継承して言ったのかを、近代までの700年間、50余人約200点の筆跡でたどった展覧会の図録です。「定家様人物年表」「関連文献目録」など資料も充実しています。
会場：五島美術館
収録文章：久保田淳「藤原定家の業績」 古谷稔「鎌倉初期に見る書の景観 定家とその周辺」 名児耶明「藤原定家の書風について 悪筆の一得」 有吉保「定家と『百人一首』」 名児耶明「定家色紙の受容」 宗政五十緒「近世前期における古典享受」 名児耶明「定家流を築いた人々」 冷泉貴実子「冷泉家の筆道 定家様」 竹内順一「大名茶人と定家様 遠州・不昧・宗雅」 竹内順一「タイポグラフィとしての定家様」
