大高康正/著 岩田書院 ハードカバー 371p 21.7×15.5cm 2012年
状態:カバー背中に退色があります。
参詣曼荼羅が伝わる寺社の内部構造や勧進活動を検討し、参詣曼荼羅に描かれる図像群の分析を絡めて、参詣曼荼羅が作成された背景を明らかにし、参詣曼荼羅の展開を中近世社会の中に位置づけた研究書です。各寺院に伝わる個別の参詣曼荼羅にも言及しています。
目次
序論 本書の研究視角と構成
1 参詣曼荼羅 総論
第1章 参詣曼荼羅概論
第2章 参詣曼荼羅作成主体考
2 参詣曼荼羅 各論
第1章 那智参詣曼荼羅考
第2章 多賀社参詣曼荼羅考
第3章 粉河寺参詣曼荼羅考
第4章 施福寺参詣曼荼羅考
第5章 紀三井寺参詣曼荼羅考
第6章 富士参詣曼荼羅試論
第7章 立山曼荼羅概論
3 参詣曼荼羅 付論
第1章 中近世における本願の社内定着化
第2章 観心十界図と地域信仰