吉田暎二/著 放下房書屋/発行 東方書院/発売 私家版 165p 25.5×19.6cm 1931年
状態:箱欠、表紙、小口に少傷み、内部は一部のページにしみが出ています。
著者が「浮世絵新誌」「浮世絵新聞」に発表した論考を中心に編まれた論稿集です。浮世絵の商人のこと、蒐集上の要点など、浮世絵に対してさまざまな観点から考えが述べられています。
目次
絵本舞台扇の研究
歌舞伎屏風の研究
一筆斎文調の絵馬額
大阪絵研究断片
浮世絵師短評
葛飾北斎
東洲斎写楽
勝川春章
一筆斎文調
浮世絵うらのうら
蒐集家と商人とへの或る警告
浮世絵蒐集と浮世絵商人
複製版画とエロ絵葉書のこと
浮世絵蒐集の着眼点
春潮の裸婦は喋る
浮世絵漫談くさぐさ
直し絵
ライト氏と浮世絵
浮世絵応用時代
困った文調
掘り出しもの
うきよゑ商法いろいろ
浮世絵をのむ
東京浮世絵協会の発生
「浮世絵大成」の出版
「廣重」讃