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江戸の出版文化から始まったイメージ革命 絵本・絵手本シンポジウム報告書

太田昌子/編 金沢芸術学研究会/発行 320p 29.7×21cm 2007年
状態:新本のデッドストックです。カバー上部にごく軽いよれがあります。そのほかは特に問題はなく良好です。

江戸の出版文化から始まったイメージ革命 絵本・絵手本シンポジウム報告書

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4,500円 (税込)

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江戸の絵本・絵手本をテーマに開催されたシンポジウムの報告書です。論考12編、シンポジウムのコメント集、ポスターセッション報告3編に加え、「絵本・絵手本・画譜目録」などの資料も収められています。

目次
第一部 論文編
序論 ―メディアとしての絵本・絵手本―(大西廣・太田昌子)
絵本、絵手本、画譜のアーカイヴ ―図像の社会的な共有の在り方が変わっていった―(大西廣)
鈴木春信と『絵本写宝袋』(星野鈴)
師宣絵本の楽しさ ―枠組みの機能―(渡辺雅子)
「山水」画譜の諸問題 ―『芥子園画伝』和刻の経緯と渕上旭江『山水奇観』を例に―(吉田恵理)
山東京伝の見た出版の世界 ―『御存商売物』の年代記・塵劫記・道化百人一首―(加藤良輔)
橘守国の絵本 ―絵画による「知」と「真」の伝達―(日野原健司)
一蝶系絵手本の画題について(市川廣太)
十八世紀末の絵手本観 ―鍬形ケイ齋(北尾政美)を例に―(折井貴恵)
近代日本に開花した「口絵」表現(福山明子)
絵手本シンポジウム 発表に関するコメントその他
絵手本シンポジウム テーマ・ディスカッション
作品紹介 大森善清絵本の後修本 ―金沢美術工芸大学所蔵の『絵本唐紅』と『風流絵本 唐くれなゐ』を中心に―(浅野秀剛)
要旨 英一蝶の「戯画」、「狂画」(ミリアム・ワトルズ)
From Adverb to Noun: Some Thoughts on Hanabusa Icho and the Instability of the "Giga" Genre(Miriam Wattles)

第二部 ポスターセッション
殿中から遊里へ ―出版文化で選び抜かれた「舞う鳳凰」のイメージ(田口文哉)
王朝風から当世風へ ―出版文化に見られる江戸時代の《遊女ぶり》(植松有希)
語られる武者から描かれる武者へ ―舞の本・古浄瑠璃正本に師宣絵本の底流を探る―(宮腰直人)

第三部 資料編
付載参考文献目録 江戸時代の出版と絵入本
絵本・絵手本参考文献目録
参考文献目録
目録中に用いた略記号の詳細
収録画家一覧
書名索引
絵本・絵手本・画譜目録


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