錦織亮介/著 中央公論美術出版 ハードカバー 320p 26×20cm 2006年
状態：箱に汚れ、若干の傷があります。本体に目立った汚れや傷みはありません。
江戸時代に伝わった黄檗禅の美術に関する論考を集めた論文集です。図版も数多く収録されています。
目次
第一章 黄檗派の頂相画
第一節 黄檗肖像画家 楊道真
第二節 黄檗肖像画家 喜多長兵衛道矩と宗雲
第三節 喜多元規
第二章 黄檗派の道釈人物画
第一節 画僧逸然
一 小倉・福聚寺所蔵逸然筆列祖図の系譜
二 逸然筆列祖図冊―模陳賢本―
三 逸然と探幽
四 画僧逸然の交友―七通の書簡―
五 黄檗画僧逸然の画業
六 逸然性融年譜
七 逸然作品目録
八 逸然画史文献史料
九 若芝画史文献史料
十 秀石画史文献史料
第二節 舶載本の道釈人物画
一 陳賢研究―作品と史料―
二 范爵筆十八羅漢図巻
第三章 黄檗禅林の美術
一 新しい中国文化の伝来
二 黄檗美術の諸相
三 黄檗絵画の特色と画家たち
四 頂相画
五 道釈人物画
六 黄檗僧の墨戯と南画
七 黄檗美術と現代
所収論文初出一覧
あとがき
