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絵は語る8 狩野秀頼筆 高雄観楓図屏風 記憶のかたち

鈴木廣之/著 平凡社 ハードカバー 107p 24.7×19cm 1994年
状態:目立った汚れはありません。帯付。

絵は語る8 狩野秀頼筆 高雄観楓図屏風 記憶のかたち

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絵画のなかで何が起きているのか?一枚の絵を徹底的に読み解く新しい美術文化史。
紅葉の名所、高雄。舞いに興じ、酒に浮かれ、茶を楽しむ人びと。これはしかし、たんなる風俗画だろうか。近衛を室町時代末期の「コンテンポラリー絵画」として捉えなおすと、衣装にも、身振りにも、橋上の楽の音にも、また、美少年をともなってそぞろ歩む、黒衣の僧の姿にも、当時の人々が何を読みとっていたかが見えてくる。屏風絵は絵であると同時に、晴の場を飾る調度でもあった。失われた「時代の記憶」がそこに込められている。―カバーより―


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