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絵は語る12 与謝蕪村筆 夜色楼台図 己が人生の表象

早川聞多/著 平凡社 ハードカバー 104p 24.7×19cm 1994年
状態:カバー背に軽い退色があります。帯はありません。

絵は語る12 与謝蕪村筆 夜色楼台図 己が人生の表象

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絵画のなかで何が起きているのか?一枚の絵を徹底的に読み解く新しい美術文化史。
雪ふる夜のまち。かなたの山なみ。これは蕪村の愛した京の東山の景ではなかったか。開けば左右の手の内におさまるこの懐かしい風景は、中国・日本の水墨画の伝統ではとらえきれない何かを持っている。胡粉散らし、濃墨のたらし込みなど、様ざまな技法を駆使して描きだされたこの小宇宙に、晩年の蕪村が注ぎ込もうとしたものは何だったのか、俳諧と絵画の表現法の分かちがたい関係をも探りつつ、一枚の絵に画家の精神の遍歴をよむ。―カバーより―


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