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歌舞伎絵の世界

中山幹夫/著 東京書籍 ハードカバー 148p 30.5×22cm 1995年
状態:カバーの縁によれと擦れ、背中に退色があります。内部に特に問題はありません。

歌舞伎絵の世界

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演劇に取材する絵画が、歌舞伎絵のように、おびただしく描かれた例は、他のどの国にも、いつの時代にもなかったであろう。歌舞伎絵が、江戸時代の庶民たちによって支えられ、歌舞伎と歩みをともにしたことは天明期における鳥居派や勝川派の活躍に、さらには、文化文政期から幕末期の歌川派の隆盛に、その好例をみることができよう。江戸歌舞伎の隆盛期は、歌舞伎絵においても隆盛期であった。
歌舞伎絵の世界は、歌舞伎研究においても、浮世絵の研究にとっても、さらには江戸文化を研究するにしても、欠くことのできない分野であることは、間違いないであろう。―「はじめに」より―


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