RSS
 

絵は語る13 酒井抱一筆 夏秋草図屏風 追憶の銀色

玉蟲敏子/著 平凡社 ハードカバー 103p 24.7×19cm 1994年
状態:状態:目立った汚れはありません。帯付。

絵は語る13 酒井抱一筆 夏秋草図屏風 追憶の銀色

価格:

4,500円 (税込)

購入数:
この商品について問い合わせる

絵画のなかで何が起きているのか?一枚の絵を徹底的に読み解く新しい美術文化史。
銀地の薄明のなか、はげしい風雨に翻弄される草花たち。観るものを言い知れぬ不安に誘うこの酒井抱一の絵は、実は尾形光琳の金屏風「風塵雷神図」の裏絵として描かれたものであった。金に対する銀、天の神々に対する地の草花。抱一が裏絵に込めたメッセージは何だったのか。日本文化史に底流する「銀」の系譜を探り、隠された花の意味を読み解き、俳諧の付け合いにも似た表裏の転換の趣向を分析して、作品の核心に迫る。―カバーより―


ページトップへ