長崎市立博物館/編集 江戸東京博物館/発行 256p 29.7×21cm 2000年
状態：長崎会場発売の『大出島展』と同内容の書籍です。東京会場販売品は本書名となっています。目立った汚れや傷はありません。
1600年にオランダ・リーフデ号が日本に来航してから400年を記念して開催された、出島をめぐる文化交流を紹介する大規模展覧会の図録です。ライデンに渡った日本コレクションより、シーボルトの収集品やブロンホフ、ビュッセル、ビュルガーらの資料・収集品をフルカラー図版で掲載しています。
会場：東京都江戸東京博物館
収録文章：原田博二「日蘭交流のあゆみ」 ケン・フォス「好奇心の後、そして科学の前に―蒐集家としてのヤン・コック・ブロンホフ」 リプケ・ホルトハウス「日本の動物相のヨーロッパへの紹介」 山口隆男「オランダのライデンに所蔵されている日本の動物、植物に関するコレクション」 石田千尋「出島貿易品と国際的商品流通の展開」 宮下雅史「出島の発掘調査と復元」 勝盛典子「蘭学と美術 石川大浪における蘭書受容から」 宮坂正英「シーボルトの日本動植物調査と町絵師登与助」 小林淳一「欧米をかけめぐった川原慶賀の絵」 笠原亮二「描かれた人魚・作られた人魚」
