描かれた明治ニッポン展実行委員会/編集・発行 図版編:304p 研究編:340p 各21×14.8cm 2002年
状態:図録編・研究編のとも表紙(カバー)背中に薄いヤケがあります。そのほかに特に問題はありません。
明治時代の石版画に注目した展覧会の図録です。図版編に506点もの資料をフルカラー図版で掲載し、研究編には論考7編、石版画調査総目録、石版画関連人名・業者録、日本石版印刷史年表を収録した充実の内容となっています。
図版構成
1 石版画との出逢い
2 官製石版画
3 民間石版画の黎明
4 石版画を描いた人々
5 メディアとしての石版画
6 商業美術と石版画の展開
会場:町田市立国際版画美術館
収録文章
日本の石版画(河野実)
石版画の技術(岩切信一郎)
石版画を観た日本人(青木茂)
《石画試験》から《玉堂富貴》へ(森登)
浮世絵版画としての石版画 石版額絵と錦絵の比較研究(岩切信一郎)
額絵雑考(増野恵子)
原画と石版画(中山恵理)
写真と石版 川上冬崖と小山三造の業績を中心に(塚原晃)
石版画における商業美術の発展(杉田真珠)