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美術のゆくえ、美術史の現在 日本・近代・美術

北澤憲昭 木下長宏 イザベル・シャリエ 山梨俊夫/編 平凡社 362p 21×15cm 1999年
状態:目立った汚れはなく、古書としては良好です。

美術のゆくえ、美術史の現在 日本・近代・美術

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1994年から1996年にかけて、日仏会館主催で開催された全10回におよぶシンポジウム「<美術>―その近代と現代をめぐる10の争点」の報告と、討議をまとめて記録した書籍です。

目次(抄)
 第1の争点 美術史の現在
  日本の現代性―パラダイムと革新(イザベル・シャリエ)
  美術史学の近代と現代(佐藤道信)
 第2の争点 美術史と美術教育
  美術史のなかの美術教育(金子一夫)
  現代美術と美術教育(那賀貞彦)
 第3の争点 東アジアにおける美術の近代化
  日本画と洋画(天野一夫)
  韓国の民衆美術―遅れてきた美術の近代化(金惠信)
 第4の争点 美術をめぐる言葉
  「批評」の経験(木下長宏)
  日本の画家とその書録(マイケル・リュケン)
 第5の争点 アヴァンギャルドのゆくえ
  新興美術運動と大衆美術―観衆論の視座から(五十殿利治)
  日本の前衛美術の自立性と持続―戦前の芸術と政治の二つの前衛について(尾崎眞人)
  アイデンティティを確立する―日本の戦後美術の傾向(アレクサンドラ・モンロー)
 第6の争点 美術の制度とヒエラルキー
  公募美術団体展とアカデミズムの形成(大熊敏之)
  明治の画家たちと「美術」・「工芸」のヒエラルキー(クリストフ・マルケ)
 第7の争点 彫刻の位置
  日本近代彫刻としての「モニュメンタリティ」をめぐって(山梨恵美子)
  「彫刻」を超えて(森口まどか)
 第8の争点 レアリスムの成り立ち
  「レアリテ」としてのマティエール(山梨俊夫)
  写真と真写(木下直之)
 第9の争点 デザインの成立と変容
  日本の一九三〇年代―都市(榧野八束)
  「工芸」を考える(稲賀繁美)
 第10の争点 美術とボーダー
  美術における「日本」、日本における「美術」(北澤憲昭)


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