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日本における美術史学の成立と展開

米倉迪夫/研究代表者 平成9-12年度科学研究費補助金基盤研究(A)(2)研究成果報告書 506p 29.7×21cm 2001年
状態:表紙の縁に軽いかすれがあります。そのほかに特に問題はありません。

日本における美術史学の成立と展開

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15,000円 (税込)

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科学研究費基盤研究「日本における美術史学の成立と展開(研究代表者:米倉迪夫)」の報告書です。第1部は4回にわたる研究会の報告を、第2部では各研究者による論文が収録されています。

目次

まえがき(米倉迪夫)

第1部 平成10-12年度における研究会と討論
 研究会報告 日本美術史学の内と外(井手誠之輔)
 建築史学と美術史学(青井哲人 中谷礼人)
 工芸と美術史学(山崎剛 大熊敏之)
 書と美術史学(筒井茂徳 名児耶明)
 考古学と美術史学(広瀬繁明 内田好昭)

第2部 研究分担者による研究報告
 美術史の場(米倉迪夫)
 目的と方法論(佐藤道信)
 近代日本美術史と近代日本美術教育史(金子一夫)
 展覧会と作品評価 青州龍興寺址出土石仏研究をめぐって(岡田健)
 仏像を描く 松平定信周辺の「仏像調査」(長岡龍作)
 『古画備考』の原本と刊本をめぐる諸問題(玉蟲敏子)
 美術史の成立と日本画の成立(宮島新一)
 平安文化論の成立(高木博志)
 「知情意」論をめぐるノオト あるいは、近代美術思想における心理主義の位置(古田亮)
 大正後期の洋画壇における東洋的傾向についての一考察(山梨絵美子)
 「近代日本美術」史の成立を考えるためのノート 「名作」という評価と「移植」という言葉(田中淳)
 「日本画」の一〇年 制度の内から(塩谷純)
 美術史研究のアポリアとしての「アヴァンギャルド」 その起源にかんする試論(北澤憲昭)
 日本彫刻史研究における仏像の法量計測をめぐって(津田徹英)
 「雪舟研究史」雑感(島尾新)
 宋風受容の言説をめぐる一断章(井手誠之輔)
 濫觴期における敦煌学の位相(勝木言一郎)
 クムトラ出土塑像頭部再考(中野照男)
 <研究報告>明治期府県博覧会 附・明治期府県博覧会調査資料目録、明治期博覧会一覧(稿)(鈴木廣之 小林純子)


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