国際交流美術史研究会/編集・発行 112p 29.4×20.8cm 1987年
状態:表紙に軽い傷、汚れがあります。
1986年に開催された美術史に関する国際シンポジウム(テーマ:観音 ―尊像と変相―)の報告書です。
収録文章
インドにおける菩薩思惟像(マーティン・ラーナー)
敦煌の仏教美術における『法華経』観音普門品について(孫修身)
北朝末の観音造像について(王瀧)
朝鮮半島の古代彫刻における観音信仰とその図像的様式的変化(姜友邦)
7世紀後半期における観音菩薩造立とその形相(西川新次)
観音と檀像(井上正)
高麗時代の観音画像(菊竹淳一)
美麗と自然 藤原・鎌倉絵画における観音(平田寛)
水月観音と宋代観音彫刻(H.A.ヴァンデルスタッペン)
鞍馬寺聖観音像について(水野敬三郎)
宋元時代の観音図(海老根聰郎)
白衣観音図の諸相 14世紀を中心に(金沢弘)