雲英末雄/監修 ぺりかん社 216p 21×14.3cm 2002年
状態：特に問題はありません。
江戸時代に数多く発行された摺物のうち、俳諧の一枚摺と、その技法である多色摺版画を特集した号です。17編の論考を収録しています。
目次
多色摺の歴史と俳諧一枚摺をめぐって（雲英末雄）
多色摺源流考証（岡崎久司）
愛知教育大学蔵の俳諧一枚摺 蘭台を中心に（岡本勝）
小川破笠画『風のすゑ』の挿図と詩箋（河野実）
松露庵一枚摺と北毛俳壇 左部家旧蔵資料の語るもの（加藤定彦）
寛政期の俳諧一枚摺 雲帯を中心に（矢羽勝幸）
早稲田大学図書館蔵『俳諧摺物貼込帖』について 抱一・文晁・椿山など（伊藤善隆）
俳諧一枚摺の大衆化 天保期から近代へ（櫻井武次郎）
真田幸弘の俳諧一枚摺（玉城司）
南部畔李の俳諧一枚摺（二又淳）
総合的意匠を例証する俳諧摺物（スコット・ジョンソン）
柿衞文庫所蔵の俳諧一枚摺について（瀬川照子）
安芸地方の俳諧一枚摺（下垣内和人）
金沢の絵入り俳諧一枚摺と絵師達（大西紀夫）
葛飾北斎の俳諧一枚摺（永田生慈）
柴田是真の俳諧一枚摺（松澤正樹）
俳諧一枚摺・絵俳書関係文献目録稿（金子俊之）
