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中世史の民衆唱導文芸 第二版

渡邊昭五/著 岩田書院 ハードカバー 332p 22.8×16cm 2000年
状態:箱に若干の退色と汚れがあります。本体は良好です。

中世史の民衆唱導文芸 第二版

価格:

3,000円 (税込)

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説教、『梁塵秘抄』、『平家物語』、絵解きなどを通して、中世の唱導文芸、伝承文学を考察する論文集です。販売品は第二版で、巻末に索引が付せられています。

目次

第1章 中世前夜の社会
 武士階級の発生と抬頭
 庶民浄土教への道程

第2章 説話文学と仏教
 説話と庶民仏教化
 説教と説話
 通俗説教と澄憲
 安居院流唱導から無住まで
 15世紀以降唱導その後

第3章 『梁塵秘抄』の仏教啓蒙とその風俗
 『梁塵秘抄』巻二の内容
 庶民感情に謡われた仏教啓蒙
 蟻の熊野詣
 淀川べりの遊女たち

第4章 『平家物語』の勧化唱導性
 その成立過程
 その勧化性

第5章 絵解き文芸
 大衆啓蒙としての絵解き
 弥陀来迎図の諸相
 宗祖高僧絵伝の掛幅絵
 地獄絵の唱導史とその大道芸
 社寺参詣曼荼羅

第6章 時衆(宗)と阿弥文化
 寺衆の個性的な性格
 一向俊聖の遊行
 時宗十二派とその興亡
 陣僧と物語僧
 阿号・阿弥号と阿弥文化

索引


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