竹内真一/著 思文閣出版 ハードカバー 234p 21.7×15.3cm 1986年
状態:カバーの縁に日焼けがあります。本体は特に問題はなく、経年並みです。
中国明代に誕生した字体である明朝体の成立と変遷を、特に日本とも関わりの深い黄檗僧の働きと出版物に注目して、東洋での印刷文化の歴史ともからめながら論じた書籍です。
目次(抄)
第一章 東洋印刷文化の起こりと進展
第二章 文字文化の奔流
第三章 明朝体の源流(一)
第四章 明朝体の源流(二)
第五章 明朝体の源流(三)
第六章 鉄眼禅師の一切経開版
第七章 明朝体移行期の諸刻本
第八章 明朝体の代表的な書風と刻師
第九章 明朝体の定着と活字文化