MOA美術館/編集・発行 212p 29.7×23cm 1999年
状態:目立った汚れや傷はありません。
江戸時代初期に本阿見光悦が角倉素庵と協力して刊行したと伝えられる嵯峨本、その中でも特に光悦謡本を中心に展観し、光悦と能のかかわりを紹介した展覧会の図録です。光悦謡本・嵯峨本に加え、光悦装飾のも巻子本や蒔絵、書状など関連資料を含め119点をフルカラー図版で掲載しています。
会場:MOA美術館
収録文章:西野春雄「文芸と美術の交響 光悦謡本の魅力」 天野文雄「光悦と能 能役者との交流と謡本にみる光悦謡本の出現」 岡佳子「桃山の光悦」 内田篤呉「伝光悦作「樵夫蒔絵硯箱」の意匠をめぐって」 岡崎久司「嵯峨本再考」 中部義隆「料紙装飾と俵屋宗達 金銀泥絵・木版雲母刷料紙・木版金銀泥刷料紙」