市場直二郎/著 発藻堂書院/発売 和装 103p 23×16.5cm 1928年
状態：余白などにごく小さい虫穴、扉に蔵書印があります。全体的に経年並みの状態です。
幕末に流行した大津絵節の考察・紹介を通して、遊里や好色など幕末庶民文化を論じた書籍です。
目次
第1篇 大津絵節序説
第1章 大津絵節の廃頽味
第2章 大津絵節の名称・本唄
第3章 大津絵節の流行と大津絵節本
第4章 大津絵節の題材
第2篇 廃頽世相
第1章 役者・芝居
第2章 遊里・遊女
第3章 名所・名物
第4章 流行事物
第5章 黒船・異人
第3篇 廃頽人物
第1章 恋愛・閨怨
第2章 好笑
第4篇 余禄 明治の大津絵節
慶応より明治へ
文明開化
明治初年の演芸
西南の役
