山下正治/著 笠間書院 ハードカバー 458p 21.5×15.5cm 2007年 状態:特に問題はありません。
「法師」をたどれば、中世という時代が見える。 「法師」をみていくと、その変わりように驚くばかりである。本書は変質していく「法師」を、説話集の流れと、勅撰和歌集の流れの二つから追及する、さまざまな『平家物語』諸本は何を語ろうとしていたのか?―帯より― 目次 序章 問題の所在 第1章 「法師」の語義とその展開 その一 第2章 「法師」の語義とその展開 その二 第3章 日蓮遺文の「法師」と平家物語 第4章 平家物語の文学的展開 その一 第5章 平家物語の文学的展開 その2