奈良国立博物館/編集・発行 336p 29.7×21cm 2009年
状態：目立った大きな傷みや汚れはありません。正誤表付。
古くから日本と中国を結ぶ海上交通の一大拠点として栄えてきた中国港湾都市の寧波の文化を、特に中国仏教の聖地としての一面に注目して、寧波から日本にもたらされた仏教美術を紹介した展覧会の図録です。フルカラー117点の図版を掲載。
会場：奈良国立博物館
収録文章：谷口耕生「聖地寧波をめぐる信仰と美術」 斎木涼子「宋版一切経の輸入」 内藤栄「阿育王塔信仰と日本」 吉澤悟「寧波と博多を行き交うもの」 北澤菜月「「寧波仏画」の居場所」 井手誠之輔「大徳寺伝来五百羅漢図試論」 西谷功「泉涌寺僧と普陀落信仰 観音菩薩坐像の請来意図」 西山厚「寧波と禅」 中島博「「大道和尚像」再考 中国絵画の余光の中で」 新安沈没船とその周辺」
