小松茂美/著 中央公論美術出版 ハードカバー 316p 22.5×15.8cm 2005年
状態:箱の地にB印があります。そのほかに特に問題はありません。
長寛2年(1164)に平清盛によって厳島神社に奉納された装飾写経、『平家納経』を研究した論文集です。
目次
第1章 王朝貴族の法華信仰と一品経「尽善尽美」の世界 ―末法に祈る成仏―
第2章 伊勢平氏の栄光と平清盛の厳島信仰 ―夢を開いた安芸守清守―
第3章 長寛二年、”アナタコナタシケル”清盛の胸中と「平家納経」の供養 ―清盛怨霊に戦く―
第4章 「平家納経」に潜む謎 ―「右兵衛尉平重康」と「櫛筆」と―
第5章 「平家納経」の王朝耽美 ―筆跡と絵画・工芸、挑みの美―