波響論集刊行会/編集・発行 170p 29.6×21cm 1991年
状態:とくに問題はありません。
江戸時代松前藩の家老としての職務の傍ら、絵画を描いた絵師、蠣崎波響に関する研究をまとめた論集です。
目次
総論
北海画家の泰斗蠣崎波響(河野犀川)
蠣崎波響小伝(越崎宗一)
松前波響伝(武内収太)
蠣崎波響の人とその芸術(藤懸静也)
武士・画人 波響(奥岡茂雄)
各論
肖像画集「夷酋列像」(北尾義一)
蠣崎波響筆「東武画像」について(佐々木利和)
波響と写実 ―南蘋風を中心に―(井上研一郎)
蠣崎波響筆「釈迦涅槃図」について(井上研一郎)
波響の花鳥画(井上研一郎)
蠣崎波響筆「梁川八景図」について(井上研一郎)
真景図の一様相 ―蠣崎波響筆「梁川八景図」をめぐって―(井上研一郎)
「波響研究の現段階」その後 ―新たに発見された「桃源図」お紹介によせて―(井上研一郎)
蜃気楼図考 ―蠣崎波響筆「夢蛤美人図」の主題をめぐって―
資料影印
夷酋列像序・跋
夷酋列像附録(一名毛夷図画国字付録)
夷酋列像附録
夷酋列像賛
年譜
蠣崎波響年譜稿(井上研一郎/編)