玉蟲敏子/編 東京大学出版会 ハードカバー 331p 21.7×15.7cm 2005年
状態:汚れ、傷なく良好です。
新たな造形文化史の創造へ
漆芸、染色、つくりもの― 日本の造形の魅力を斬新な視点から捉え直す。―帯より―
目次
序 <かざり>と<つくり>の領分(玉蟲敏子)
第1章 かざる空間の意味と機能
構造から意匠へ ―平等院鳳凰堂を解析する(藤井恵介)
住まいの系譜と飾りの系譜(川本重雄)
武家庭園の近代 ―江戸から東京へ(金行信輔)
第2章 かざりとつくりの方法
<かざり>と<つくり>と絵画の位相(玉蟲敏子)
仏像における<工芸的>なこと 仏像の金属製荘厳具をめぐって(武笠朗)
蒔絵の「色」 ―絵画と工芸のはざまで(日高薫)
陶磁のかざり ―宴のうつわを中心に(荒川正明)
第3章 かざりとつくりの諸相
外への視線 ―標の山・南蛮人・唐物(泉万理)
友禅の虚像と実像(丸山伸彦)
屋根の上のつくりもの(木下直之)