浅井和春/監修 稲本万里子 池上英洋/編著 ブリュッケ ハードカバー 401p 21.6×15.5cm 2009年
状態:目立った汚れや傷はなく良好です。
芸術作品とパトロンの関係
日本東洋と西洋における芸術とパトロンとのさまざまな関係を時代別・作品別に概観する―帯より―
目次
序 「イメージとパトロン」をめぐって(浅井和春)
日本東洋美術編
東大寺大仏と聖武天皇(佐々木守俊)
平等院鳳凰堂阿弥陀如来像と藤原頼通(武笠朗)
「伴大納言絵巻」と後白河院(稲本万里子)
聖衆来迎寺蔵「六道絵」の修復とパトロネージ(山本聡美)
久保惣記念美術館蔵「伊勢物語絵巻」と伏見院周辺(土屋貴裕)
明兆による大作・連幅の制作と東福寺をめぐる社会情勢(仙海義之)
「融通念仏縁起絵巻」と足利将軍家(?岸輝)
狩野永徳とパトロン(北野良枝)
狩野探幽と徳川将軍家(松嶋雅人)
「燕子花図屏風」と二条家・西本願寺(江村知子)
《女》のイメージ(古田亮)
西洋美術編
パルテノン神殿とアテネ市民(中村るい)
初期中世における教皇像の変遷(加藤磨珠枝)
皇帝権と教会堂(小倉康之)
芸術庇護者アンジュー公ルネとバルテルミー・デック(田中久美子)
教皇シクストゥス四世とロレンツォ・デ・メディチ(松浦弘明)
ブルゴーニュ公国における画家とパトロネージ(北澤洋子)
バロック芸術とパトロネージ(池上英洋)
ロココ芸術と美術アカデミー(下濱晶子)
ヴィクトリア朝のニュー・リッチとアーティスト(小野寺玲子)
世紀末バルセロナにおける芸術家と資本家(鳥居徳敏)
産業と国政の間でもがいたバウハウスの芸術活動(島津京)
セザンヌとパトロンとしての父(新関公子)