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信仰仏利 二人行脚

日下部四郎太/著 大日本雄弁会 ハードカバー 19.8×13.5cm 大正13(1924)年38版
状態:箱に日焼け、背中傷み、本体は数ページ小口に傷、一部綴じの緩みがあります。全体的に経年並の状態です。

信仰仏利 二人行脚

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1,000円 (税込)

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明治から大正時代の物理学者(特に地震学)である日下部四郎太が、全国の俗信を科学の知識を土台に解説した書籍です。大馬鹿三太郎と骨折五九郎の二人が恐山や鹿島、九州といった各地を回る紀行文の体裁をとっており、文章の半分ほどは対話形式で綴られています。「信仰物理学」という著者独自の理論を提唱しようと著されたもので、決して科学一辺倒の論理で俗信を軽んじているものではなく、むしろ当時の風俗が克明に記されていることが現在でも貴重な資料となっています。


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