国立歴史民俗博物館/編集 財団法人歴史民俗博物館振興会/発行
208p 29.7×21cm 2001年
状態:目立った汚れはなく良好です。
「あの世とこの世」「妖怪変化の時空」「ウラを読む」「異界を遊ぶ」の4つのテーマで、日本人と異界との関係、過去の人々の想像力を紹介した展覧会の図録です。約300点の資料図版、写真図版をフルカラーで掲載しています。
収録エッセー
精霊船と遺影(山田慎也)
アンガマ(上野和男)
死者との交流(池上良正)
死者の領分(村上興匡)
現代の大学生と四谷怪談(横山泰子)
日常に存在する怪談―マンガ『百鬼夜行抄』より―(八田渉)
百鬼夜行のこと(田中貴子)
超大画像閲覧誕生記(安達文夫)
錦絵と妖怪(大久保純一)
「音の妖怪」との出会い(鳥越けい子)
異界をのぞく(常光徹)
河童登場前史(中村禎里)
河童と人形(神野善治)
占と祈祷(長谷部八朗)
済州島の巫者―生野・生駒につながる世界―(網野房子)
境界から世界へ、越境する占い菓子(中町泰子)
現代の占い(鈴木一馨)
韓国・風水の都市伝説(島村恭則)
収録論考
臨終行儀の復元(神居文彰)
異本『土蜘蛛』絵巻について(伊藤慎吾)
江戸のバイオハザード―妖怪娯楽「からくり的」について(香川雅信)
安倍清明伝説(高原豊明)
会場:国立歴史民俗博物館