中嶋修/執筆 太田記念美術館/発行 ハードカバー 278p 27×19cm 2004年
状態:箱の背中に一箇所ボールペンの跡があります。そのほかに特に問題はありません。
太田記念美術館の発行する論集のうち、第2号です。1冊すべてが、中嶋修『浮世絵類考 成立・変遷史の研究』となっています。諸本の写真図版も豊富に収録。
目次
序章 緒言と諸註
1 緒言
2 諸註
第1章 浮世絵類考成立史
成立史類考目録
1 浮世絵類考の構成と跋文
2 原類考の構成と跋文
3 大田南畝と山東京伝
4 山東京伝と笹屋邦教
5 浮世絵師考系写本の解明
6 曵尾庵本の謎
7 三馬補記の目的と構成
8 写本系列の考察
9 浮世絵類考南畝蔵本と三馬補記
第2章 浮世絵類考変遷史
変遷史類考目録
変遷史について
1 誤伝と訂正
2 无名翁随筆
3 斎藤月岑 増補浮世絵類考
4 浮世絵画濫觴と英泉本系写本の考察
5 関根只誠 増補浮世絵類考
6 月岑増補系写本
7 龍田秋錦 新増浮世絵類考
8 二冊の増訂本