山本駿次朗/解説 誠文堂新光社 145p 29.7×21cm 1976年
状態:カバーにカスレ、天地小口に若干のシミがあります。
小さな台や箱の上に、芝居の舞台面を作り、背景に風景を描き、その前に人物、並木、駕籠などの絵をその形に切り抜いて立体的に組み立て、舞台の前や背景に小蝋燭の日を点じて眺める玩具。題材は芝居のものが多く、中には日本三景の如き風景もある。夜納涼の人が店先に置いてほんのりと日を点していることがある。そんな情景はふと江戸時代の下町を思わせる情調があるが、今は少なくなっている。―カバーより―
おもちゃ絵、組み上げ絵を90点収録。論考に加え、実際に制作できる3種の復刻立版古が付属しています。