春名錦山/著 山田芸艸堂/版 和装 木版墨摺(1丁多色摺) 大本 上:21 下:21丁 各24.7×18cm 明治36(1903)年
状態:表紙に汚れ、縁など傷み、本体初丁と地に蔵印があります。内部は半分ほどのページに点状のシミが出ています。
明治から昭和にかけて、京都で数多く出版された図案集のひとつです。著者の春名錦山は陶器の絵付けなどでも活躍した画工で、国学者の黒川真頼が序文を寄せています。西陣織など染織業、陶磁器などの図案として使われたもので、古代からの器物から集めた文様と、著者新案の図案が並んでいます。