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語る現在、語られる過去 日本の美術史学100年

東京国立文化財研究所/編 平凡社 320p 21×15cm 1999年
状態:目立った汚れはなく、古書としては良好です。帯はありません。

語る現在、語られる過去 日本の美術史学100年

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2,000円 (税込)

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1997年に東京国立文化財研究所で開催された国際シンポジウム「今、日本の美術史学をふりかえる」の報告書を、一般書籍として刊行したものです。

目次(抄)
 第一セッション 近代と美術/近代と美術史
  日本近代の文化財保護行政と美術史の成立(高木博史)
  「日本美術史」という枠組み(北澤憲昭)
  近代日本における美学と美術史学(加藤哲弘)
  一九〇〇年パリ万国博覧会とHistorie de l'Art du Japonをめぐって(馬渕明子)
  見いだされたもの―日本と西洋の過去としての日本美術史(ステファン・タナカ)
  近代日本美術教育の出発と風景画(金子一夫)
  日本近代洋画におけるオリエンタリズム(山梨絵美子)
 第二セッション 内なる他者としての東アジア
  世界観の再編と歴史観の再編(佐藤道信)
  龍門石窟への足跡―岡倉天心と大村西崖(岡田健)
  日本近代の中の中国絵画史研究(宮崎法子)
  雪舟に対する認識をめぐって(山下祐二)
  「境界」美術のアイデンティティ―請来仏画研究の立場から(井出誠之輔)
  韓国美術史研究の観点と東アジア(洪善杓)
  中国を見せる(スタンリー・K・アベ)
 第三セッション 語る現在、語られる過去
  近代日本における画家のアイデンティティ―美術と非美術の境界の諸問題(山口昌男)
  日本の美術史言説と「みやび」(ジョシュア・S・モストウ)
  「日本美術の装飾性」という言説(玉蟲敏子)
  浮世絵の善と悪(タイモン・スクリーチ)
  「仏像の語り方」の境界―「弘仁」・「貞観」彫刻の語りが示すもの(長岡龍作)
  日本の美術史言説におけるジェンダー研究の重要性(千野香織)
  日本美術の始まり(木下直之)


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