辻惟雄/監修 安村敏信/図版解説 普及版 ぺりかん社 ハードカバー 176p 31×22.8cm 1999年
状態：カバーの端に若干よれがありますが、そのほかに特に問題はありません。
落語家の初代三遊亭円朝によって蒐集され、現在は台東区全生庵に所蔵される幽霊画コレクションから選りすぐりの50点を選び紹介する大判図録です。柴田是真、飯島光峨、菊池容斎、川端玉章、渡辺省亭、鰭崎英朋など、主に幕末から明治にかけての幽霊画がフルカラーで、拡大図なども並列しながら掲載されています。1995年に箱入り大判画集として刊行されたものの普及版。
収録文章：辻惟雄「幽霊画と妖怪画―円朝の幽霊画コレクションをめぐって」 河野元昭「応挙の幽霊―円山四条派を含めて」 諏訪春雄「日本人の幽霊観と全生庵幽霊画」 高田衛「幽霊の<像>の変遷」 「柳家小さん師匠インタビュー・円朝まつりのことなど 聞き手：延広真治」 延広真治「怪談牡丹燈籠」 安村敏信「全生庵の幽霊画コレクション」
