伊吹敦/著 法蔵館 ハードカバー 395p 21.7×16cm 2001年 状態:全体にやや使用感はありますが、大きい汚れや傷はありません。
禅教団の活動を編年で叙述するのではなく、中国や日本の禅宗の歴史のなかで、個々の禅僧や禅宗教団が、社会との交渉の中でいかに思想を形成し、いかに社会に働きかけていったのかを探った禅思想史ともいうべき書籍です。 目次(抄) 第一篇 禅のあゆみ[中国] 第一章 禅の形成 ―東山法門への道― 第二章 禅の拡大と文脈 ―北宗・南宗・牛頭宗― 第三章 禅思想の完成と百家争鳴 ―馬祖禅の隆盛― 第四章 禅の普及と変質 ―北宋時代の禅― 第五章 禅の継承と維持 ―南宋・金・元時代の禅― 第六章 禅の終焉 ―明・清時代の禅― 第二篇 禅のあゆみ[日本] 第一章 禅の流入と受容 第二章 宋朝禅の定着 第三章 禅の拡大と浸透 第四章 近世における禅の展開 第五章 近現代における禅 第三篇 禅の現在 第一章 禅宗教団の現状 第二章 禅宗寺院の運営 第三章 禅修行