大本山永平寺祖山傘松会/編集・発行 ハードカバー 354p 22.5×16.2cm 1981年
状態:表紙の背面遊び紙に記名があります。そのほかに特に問題はありません。
日本曹洞宗の大本山永平寺の二世である孤雲懐奘(1198-1280)の七百回忌を記念して刊行された研究論文集です。
目次
懐奘禅師と栄西禅師(鏡島元隆)
『正法眼蔵随聞記』にみる道元・懐奘両祖の道合(桜井秀雄)
孤雲懐奘和尚伝の研究 禅師峯・吉峯寺時代(竹内道雄)
叡山における二祖国師(中世古祥道)
懐奘禅師と『正法眼蔵』の謄写 宗風宣揚の定礎の浄行(河村孝道)
『光明蔵三昧』の引用書籍について(石井修道)
道元禅師滅後の永平寺僧団について 『御遺言記録』の史料価値(石川力山)
達磨宗に参学した懐奘禅師(高橋秀英)
『正法眼蔵随聞記』により見た語録・公案と只管打坐(伊藤秀憲)
中世後期の永平寺領と規範(広瀬良弘)
二祖国師の俗縁について(吉川治道)
二代忌奉修と報恩行(熊谷忠興)